柏洋通信Vol.58

【56期下期「QC活動実績・進捗レビュー」を行いました。】(11/22)

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   56期下期のQC活動のレビューを行いました。
 事務局の作業の遅れもあって、本来なら今期に入って直ちに行うものが、第二四半期にまでずれ込んでしまいました。
 そのため、成果の総括が疎かなまま、既に新たなテーマに取り組み始めてしまったチームもあり、全体的に統制の取れない状況になってしまいました。
 スタッフ不足などの理由はあるにせよ、私を含む会社の幹部はこのような失態を繰り返さないよう、猛省しなければなりません。

 さて、現在も日本の多くの企業でQC活動が熱心に進められています。
 しかしながら、QC活動が今ほど難しい状況に置かれたことは、未だかつてなかったのではないでしょうか。
 同じ職場に正社員とパート、派遣社員、外国人などが混在するため、職場で一体感を醸成すること自体が難しくなっています。
 また慢性的な人手不足から、改善に向けた意識を持続することが難しいことも事実です。
 同じ職場という閉じられた社会で改善を進めていると、どうしても内向きになりがちです。
 世の中の流れからかけ離れてしまうという、恐ろしさも否めません。
 このような混沌とした状況を背景に、集団で課題を解決しようとする、 いかにも日本的なQC活動は、従来のやり方では限界が見えてきたのだと感じています。
 さて、そんな閉塞感を打ち破るための鍵を握っているのは、実は外国人なのかもしれません。
 異なる立場で働く人たちの、異なる視点をそのまま持ち込むことが、突破口になるのではと考えます。
 さらに一歩踏み込めば、ITやIoTを駆使してビッグデータを活用することが、ポイントになるのだと思います。

 社長としての立場から見ると、残念ながら今回のレビューはたいへん低調に終わったと言わざるを得ません。
 事務局の不手際があったにせよ、結局賞に値するチームは現れませんでした。
 全体的に見て、多くのチームで問題点の掘り下げ甘く、真に解決すべき問題が絞り込めていません。
 先に「解決策ありき」で、活動を無理やりそこに持って行こうとする流れも散見されます。
 問題点の認識が曖昧であれば、自ずと対策も的を射たものにはならず、成果も極めて限定的にならざるを得ません。
 またQC活動はあくまでボトムアップの活動とはいえ、管理職の適切な関与が必要であることは自明の理です。
 今回のレビューでも、その差が成果の差となって如実に表れています。
 それでも、慢性的な人手不足が続く厳しい環境にもかかわらず、熱心に活動する従業員の姿には頭が下がる思いです。
 今後の活動に期待します。

代表取締役社長
七島 徹